個人破産者予備軍急増たって-- 的外れな認識不足の亀井大臣答弁 [貸金債権]

亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見での大臣の発言から
(平成21年12月25日(金)11:04~11:33 場所:金融庁大臣室)
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2009b/20091225-2.html


質問に対する意味を理解していないのか、大臣の回答がなんとも、的をはずしている。

記者質問  「....個人も自己破産が増えるのではないか」という話もありますけれども、この問題は、来年の前半で非常に問題になると思うのですが、大臣のお考えとしては、現状でどのようなご認識でお考えになっているのでしょうか。」

回答 「そこの経営がおかしくなったら、三井住友にしても三菱にしても、そういう資金供給しているところがまず面倒を見てあげると。」

すると質問がそれて、「 もう既に、今の状況のまま過払いが続くと、メガバンクもそれを投げ出してしまうというような…。」

回答 「というよりも、自分たちがそれを使って荒稼ぎしておいて、一般の融資ではあまり利幅がとれないから、そういうところにやらせて、稼ぐときは稼いでおいて、要らなくなったら捨ててしまうという、「自分の会社だから自分が自由にするのは勝手だ」ということかもしれないけれども、何度も言っているように、日本の金融機関というのは、いろいろな意味で社会的責任というものをしっかりと考えなければ駄目ですよね。だから、そういう消費者金融との関係でも、そうした社会的責任というのを、やはりそういう覚悟がないのに手を出してはいけませんよ、逆に言うと。覚悟がないといけませんよ。ある意味ではリスクが高いのですから。」

最初の破産予備軍急増に関しては、意識だにされていない大臣認識ということが明らかにされたインタビュー。
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